0416|舞台挨拶のこと|東京

思い出しながら書いています。

東京で、新宿で舞台挨拶。
そんなことって、人生でそうあるのか?いやない。

映画「旧グッゲンハイム邸裏長屋」、2021年神戸シネ・リーブルでの限定上映からほぼ1年が経過し、なんと2022年4月8日よりテアトル新宿を封切りに全国で上映が決まりました!!!すごい!めでたい!

満を持してみんなで東京へ舞台挨拶へゴーすることに。しかしそれぞれ現地集合現地解散の旅。自由だな

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前日の夜はとしこの親戚が経営している焼き鳥屋さんへ
仕事終わりに神戸からダッシュで向かってみると、すでにわりと仕上がっているみんなの姿があった。
焼き鳥と野菜がとてもおいしかったので、次に東京に来るときはゆっくり来たい。
すでに仕上がっているみんなの様子は、塩屋でも東京でもなんにも変わらなくて、ここが東京だとは思えなくなっていた。隣のテーブルにたまたま座っていた女性2人に映画の話と舞台挨拶の話をし、頼まれてもいないサインを全員がチラシに書いて2人に渡した。
そして夜深くなってきてからみんなで同じ宿に帰る。

この「みんなで家に帰る」という行為がすごく久しぶりで新鮮だった
ちょっと前までみんなで同じ家に帰ってたのにねえ〜

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翌日。
つまり舞台挨拶の日。
二日酔いの人が転がっていたりはしたけど、みな元気に起床。
宿の近くにある軽食を買いに行き、なんとなくソワソワしながら身支度。
滞在していた場所の近くに韓国マッサージのお店があり、やけに口コミ評価が高かったので気になってしまい、しっかりお化粧していたにも関わらずづっきーを誘ってマッサージに向かった。
結果、アミューズメント的にも小顔効果的にも抜群にいいお店だったので大満足しながら再び宿に帰ると、そろそろ出発する時間が迫ってきていた。急いでお化粧を直す。

この日の予定は、
・プリクラを撮る
・腹ごしらえをする
・舞台挨拶

まずは舞台挨拶のためにめかしこんだ服を着て、渋谷センター街のプリクラのメッカへ。
プリクラの情報が自分の中で古すぎて、今の新しいプリクラについていけない気持ちがありつつも機械に指示されるがままのポーズをとるアラサー×5
すでにこのあたりで緊張してきてしまったので、ごはんはお蕎麦なんてどうかねといいつつ渋谷闊歩。
あきちゃんが目指していたお蕎麦やさんが見当たらず、止むを得ず別のお蕎麦やさんに入ったのだけどこのお店がすごくよかった…騒がしい渋谷の地下にあったお蕎麦やさん。舞台挨拶の衣装を着ていたわたしたちは全員汚さないよう必死。

腹ごしらえをしてテアトル新宿に向かうと、ちょうど目の前からなりちゃんが歩いてきていた。
タイミングがぴったりすぎて、なんだかここで現地集合している感じが面白かった。
慣れない東京での人前に出る機会、まあまあみんな緊張していて、楽屋で壁に向かって練習するなどした(なりちゃんはこの日始めて映画を観ていた)。
あっという間に映画は終わり、いよいよ舞台挨拶がはじまる!というタイミングでなりちゃんだけ揃わなくてハラハラしていたら、名前を呼ばれる直前ぐらいに滑り込んできたスリリングな舞台挨拶。

言いたいことが全部言えたかというと、緊張しすぎてあまり覚えていない。。。
でも思っていたよりたくさんの人に観にきてもらえていてとても嬉しかった。
そしてまえぴーやスタッフたちの同期・先輩・後輩たちである芸工大チームの暖かさを目の当たりにしてひそかにじーんとしていた。

音楽だけでなく、映画にもこうやって自分ひとりではいけないところに連れて行ってもらえたのがとても不思議な気持ち。
大阪、神戸、京都でもきっといろんな気持ちになるんだろうなあ。
引き続きこの映画を可愛がってもらえたらいいな。